卵巣傍嚢腫で入院した体験談|前兆から手術までの全記録

不正出血を放置していたら全身麻酔の手術をすることになりました

※この記事は、筆者(当時25歳)の実体験をもとに書いています。日が経っているので記憶が曖昧な部分があります。医療情報は必ず医療機関でご確認ください

卵巣傍嚢腫(らんそうぼうのうしゅ)で入院した話

前兆

不正出血と生理痛の変化が続いた

ある時期から、生理ではない日に 月1〜3回の不正出血が出るようになりました。 鮮血の日もあれば褐色の日もあり、日に日に頻度が増えていく感覚。

もともと生理痛がほとんどなかったのに、生理痛が強くなることも増えてきて、 「さすがにおかしいかも」と思い、初めて産婦人科を受診しました。

初診

卵巣が6.5cmに腫れていると言われた

内診とエコーの結果、医師から

「卵巣が 6.5cm に腫れていますね」

と言われました。

通常の卵巣は2〜3cmほどなので、6.5cmはそこそこ大きいサイズらしく。

まずは 1か月の経過観察となりましたが、改善せず、総合病院への紹介状が出されました。

検査の日々

総合病院では、血液検査を何度も受けました。MRIは専門の施設で撮りました。

総合病院の産婦人科で精密検査

検査後にだいたいの手術日を決定。

精密検査して、病名が判明。

卵巣の横が腫れているようです、これは卵巣傍嚢腫と言って、中身は多分水でしょう。※

と言われた。

※初診したクリニックでは、卵巣が腫れてるしか言われなかった。

※手術してみないとはっきり分からないらしい。

血液検査

手術が決まって、2週間に一度採血しに病院へ。

MRIの体験

  • 下着を全部脱ぎ、ガウンに着替える
  • 部屋に入る前に、肩に腸の動きを止める薬を注射
  • 部屋に入りMRIに横たわって、さらに腕に注射。注入が早くて腕が激痛でした。腕が使い物にならなくなったと思うくらいに。
  • ヘッドホンを装着
  • MRI起動ON!
  • 真横で工事しているような爆音
  • ヘッドホンの音が聞こえない
  • 30~40分くらい入っていたような
  • 入っている間は体が固定されているので不安
  • 着替える
  • 支払い

精神的にかなり疲れました。

(腕の注射ですがMRIに入っている間、腕が激痛だったのですが注射方法合ってますか??いまだに疑問抱いてます。)

卵巣傍嚢腫とは?

卵巣の近くにできる袋状の腫れのこと。 中身は水・血液・脂肪などさまざまですが、私の場合は 水(漿液性)でした。

  • 良性が多い
  • 大きくなると痛みやねじれ(茎捻転)のリスク
  • 5〜6cmを超えると手術を検討されやすい

医師からも「手術になる可能性が高い病気」と説明されました。

入院について(おおよその流れ)

入院前日

好きなものを食べる。入院荷物の準備する。多い日の夜用ナプキン必須。

手術前日

お腹すいてた

  • 入院
  • 絶食
  • 液体の下剤+錠剤の下剤を飲む
  • トイレ行きつつ院内で病室でのんびり
  • 夜は緊張でほとんど眠れなかった

手術当日

緊張と恐怖

  • その日1番目だったので朝6:00に浣腸
  • 部屋で下着はすべて外し前開きの手術着に着替え、足は着圧ソックスを履く
  • 車いすで手術室へ
  • 手術室広かった&眩しかった
  • 小高い手術台に自分で登る
  • 研修医が大勢いた(この人数に股を見られるのかと・・・絶望)
  • 手の甲から麻酔(研修医が2回失敗して地味に痛かった)
  • 麻酔導入時は視界が白くなり(音楽が聞こえた気がする)
  • 気づいたら手術が終わっていた
  • 〇〇さん手術終わりましたよ。の声で目を覚ます
  • 起きたら口に何本ものチューブが。手にも。(手術前に伝えられてましたが驚きます)
  • 股にはカテーテルが
  • 股大量出血
  • ここでまた眠った(気を失ったのかも笑)
  • 運ばれてる振動で起きた
  • ものすごい吐き気・・・血交じりの泡を吐く
  • また眠る
  • 目を覚ましたら手術後に案内される個室の部屋(ナースステーション付近)でベッドに居た
  • お腹の痛みで目を覚ます。吐き気止め・痛み止めを点滴。
  • 足にポンプを装着
  • だんだん吐き気は消える
  • その後は携帯見たり、テレビ見たりしてしばらく過ごす。
  • 笑うと傷が痛む
  • 咳が一番傷に響く
  • 夜は体が熱くて何度も目を覚ました
  • 寝返りもし辛い

手術翌日

だんだん元気に

  • カテーテルがうまく刺さってなくて、外した
  • 歩行訓練開始
  • 起きる・食べる・飲む・歯を磨く・トイレ・歩く全部怖いけど日常に戻れるようにがんばった

以降順調に回復。

のちに退院。

手術について

手術方法は 腹腔鏡手術。 お腹に 1cmほどの穴を3か所開けて行う方法でした。

臍と臍の下と臍の斜め下の3か所でした。

手術直後

麻酔から目覚めた直後は、朦朧としてたら吐き気に襲われました。

病室に着き、目が覚めてナプキンを確認したら、想像以上の大量出血がありました。

事前に「多い日の夜用」を準備していたのは大正解でした。 術後は子宮や卵巣周辺が刺激されて出血することがあり、医療現場でもよくあるそうです。

術後のつらさ

上に書いてますが術後はとにかく体がつらかった。

  • 麻酔が切れたあと吐いた
  • 常に気分が悪い(吐き気止め点滴で回復)
  • 体が熱くて眠れない
  • 足のポンプの音が大きくて気になる
  • 立つのが怖い
  • トイレが怖い
  • 座るのが怖い
  • 寝るのも怖い
  • 傷がふさがるのをただ待つしかなかった

入院〜退院

入院〜退院は 5日ほど。 土日を挟んだため、一般的な腹腔鏡手術より少し長めでした。

術後の痛みや不快感は 1週間ほど続きました。

術後の通院とその後

  • 術後1回だけ通院
  • 女性に多い病気で、手術としては比較的シンプル
  • 再発なし(1年に1回検査しています。)

現在は問題なく生活できています。

当時の生活スタイル

仕事:デスクワーク・多忙・パワハラ&セクハラオンパレード・理解者が少ない職場 だった。

食生活:ストレスで油濃いものや刺激物ばかり食べてた。甘いものもアルコールも摂取しまくり。

運動:ほぼゼロ

睡眠:毎日5~6時間。飲み会があることが多かったので3時間睡眠もざら。

休日:死んだように眠る。休日に会社のイベントがあることも多かった。

・・・いつか身体を壊すだろうなという生活でした。

病気になった原因

医師からは『多分ストレスでしょう』と言われました。

「多分」と書いたのは、卵巣が腫れる原因がはっきりしていないことが多いからです。

最後に:同じ症状がある方へ

不正出血や生理痛の変化は、体からの大事なサインです。

私は「忙しいし、まあいいか」と放置してしまい、結果的に手術になりました。 もしこの記事を読んでいる方が同じような症状を感じているなら、早めに婦人科を受診してほしいです。

手術が決まっている方へ・・・

手術は怖いものです。 でも、その怖さを抱えたままで大丈夫です!

私も同じように震えながら手術室へ向かいました。 それでも、時間とともに必ず体は回復していきます。

今はただ、自分を責めず、 「大丈夫」と そっと心に言ってあげてください。

あなたは必ず乗り越えられます!!

これから手術される方が、 少しでも安心して準備できるように、 私の体験が役に立てば嬉しいです。

ナプキンの準備をお忘れなく・・・